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■紙製品の仕上がりに大きく影響する「紙の目」のお話です■ |
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〜紙目とは〜
紙の繊維が並んでいる方向のことを言います。
その繊維が紙幅の狭い方から長い方向へと並んで(流れて)いる場合をタテ目(の紙)、その逆、紙幅の広い方から狭い方へと並んでいる場合をヨコ目(の紙)と呼びます。 |
殆どの紙には「紙目」と言うものがあり、本やポスター、貼箱などの紙器など様々な紙製品にとって、とても重要です。 それは作成時における作業行程上の問題であったり、商品となった時点での使い勝手に大きく影響するのです。
身近なところで例を挙げるとなると「本」でしょう 。本のページはヨコ目になるように製本されているのですが、これが逆だと大変めくりにくくなってしまいます。 この様にほとんどの紙製品は「紙目」を意識して用紙が選択されています。
このページではこの「紙目」について、少し説明しておきましょう。
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■紙の製造行程で |
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製紙メーカーの機械(抄紙機)によって紙が漉(す)かれる時、その原料の繊維は送り出されるその進行方向にそって並びやすくなっています。
つまり漉き上がった紙目はほぼ一定方向で巻き取られて大きなロール状になっています。 |
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そのロール状の紙は断裁方法によってタテ目の紙となるか、ヨコ目となるかが決まります。 |
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| 例)洋紙サイズ788x1091mmの場合、この紙は「788x...」と先に表記されている方向から紙の目が流れていると言う意味...つまり「タテ目」を表しています。 |
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| このヨコ目の場合には同じ寸法でも「1091x788」と表記します。 |
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■紙のを調べる方法 |
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湿らせたり、破いてみたりすると、その紙の"目"が分かります。 まず紙を湿らせてみると、すぐに紙が反り上がってきます。 その反り上がる原因は"目"を持った紙は湿気を帯びると目の方向に向かってはあまり伸びず、逆の方向には大きく伸びるのですが、その「伸び率の差」が"反り"として現れるのです。
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◇破いてみると簡単に紙目が分かります。一番手っ取り早い方法です。 |
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タテ目の紙 |
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ヨコ目の紙 |
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| 紙目に逆らってまっすぐ破ることはなかなか出来ません。 |
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◇破ることが出来ないサンプル紙などの場合なら、紙の隅をほんの少し濡らすだけでもすぐ解ります。 |
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因みに「目」の方向によってどのくらい伸び方が違うかを調べるためにタテ目のコート紙全体に水分を含ませてその伸び率を見てみると... |
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目の逆方向へは約2.5倍も伸びる。 |
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■貼箱にとっての「紙目」の重要性 |
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貼箱にとっても貼紙用紙の「紙目」は非常に重要です。
なぜなら紙の種類や箱の形式や形によっては逆の目の紙は使用出来ない場合もあるからです。 |
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| 貼箱では基本的に貼紙を作製する際、タテ目になるように断裁したり、打ち抜いたりします。 |
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| 紙質や種類によってはヨコ目でもOKの場合もあります。 ワンピース型の貼紙などのように逆にヨコ目の方が貼紙に向いている時も有ります。 |
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なぜ貼箱はタテ目が良いか、と言うと、特に長細い箱の場合に特に良く伸びる種類のヨコ目紙を使用すると貼り上がってからも紙が伸びてしまい、オーバーに表現すると左の絵のようになってしまうからです。 |
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■貼箱の素材として適正なモノを選択することの重要性 |
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紙目に対して逆方向には伸びやすいのですが、伸び率はそれぞれの紙によって違ってきます。とても大きく伸びる種類もあれば伸びにくい紙もあります。その種類ごとに違う紙の伸び方や、その紙の性質自体を理解することが紙製品作りの基本中の基本です。
貼箱は豊富な素材や貼紙、形式で様々なオリジナル感溢れるパッケージが作成可能ですが、ただ闇雲に素材を選択してしまっては逆に良い箱を創ることは出来ません。 上記の様に紙の目によって大きく伸びる紙、紙の厚さ、"腰"がある紙、そうでない紙、ボール紙との相性やその形式に不向きな紙...。 様々な要素が複雑に絡み合い、一つの箱が出来上がるのです。
ただ、心配はご無用です。その複雑な部分は弊社にお任せ下さい。 創業以来50年以上に渡り、販売実績数百万個の永年の経験が御社の必要とする箱創りをサポート致します。 |
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