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水分を含んだ接着剤で紙をボール紙に貼り付けて作製する貼箱は、この"天落ち"(逆反り)を避けて通ることは出来ません。 しかし、出来る限り反りの少ない貼箱を作製するためには、この「"天落ち"(逆反り)が何故起こるのか?」が起きるその理由を知る必要がありました。 これが弊社の考えるそのメカニズムです。
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その「天落ち」のメカニズムを知るために
貼箱をカッターナイフで切断、その断面図を見てみると... |
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接着剤としての膠(ニカワ)やゼリー・ニカワなどには、水分が含まれています。
接着剤を必要以上に多く塗布した場合に「天落ち」、または「逆反り」と呼ばれる状態になってしまいます。
※接着剤を解り易くするために大袈裟に色を着色してありますが、実際には0.2o前後です。
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| ■貼箱が反り返ってしまうメカニズム |
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接着剤の水分を最も吸収するのは貼紙です。
高速自動貼箱作製機でも手貼り作業にしても同じように糊ロールで専用の接着剤(ゼリー・ニカワ)を塗布された貼紙は、塗布された瞬間から紙目とは逆の方にに伸び始めます。
貼箱作製の作業工程上、その伸び始めた貼紙の上にボール紙を乗せることになります。
※紙の種類や厚みなどにより、比較的伸びやすい紙、伸びにくい紙などがあります。
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若干伸びた貼紙はその状態のままボール紙に貼り付けられ、くるみ込まれて箱の形状となります。
その後、水分の蒸発と共に伸びた紙は今度は逆に元のサイズへと縮み始めます。
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貼紙を貼り付けられたボール紙、その内面はほぼそのままで、貼紙だけが縮もうとするため、箱の表面と内面との間に"差"が生じます。その"差"が「反り」として表れます。 |
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表面と内面のわずかな差。
その状態を保ったままゼリーニカワは冷えて固まります。
それが
(箱のサイズによって変わりますが)0.5〜2ミリほどの反りとなって残り、見た目の悪い仕上がりの箱となってしまいます。 |
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結果的に反り返ってしまった箱...
簡単に説明すると箱が反り返ってしまう殆どの原因は下記にあります。
□水分を多く含んだ糊加減・接着剤の種類
□水分を吸いこみ易い(伸び易い)貼紙を使用
□接着剤の塗布量が必要以上に多い
□箱の面積に比べて薄手のボールを使用
ではこの状態にならないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
貼箱を作製する材料の構成(選択)が非常に重要です。
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これらの技術とノウハウを総合的にコントロール出来て初めて美しい貼箱が作製できるのです。
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